
先週末、六本木ヒルズ・森美術館で開催中のビル・ヴィオラ 「はつゆめ」展に行って来ました。
久々にアートな体験をしてきましたが、面白いエキシビジョンでした。
今日は、おすすめだけどネタバレ注意のエントリーです。
ビル・ヴィオラはニュ-ヨ-ク生まれの世界を代表するビデオ・アーティストで、日本にも滞在した経験があり、今回の展覧会はアジア初の回顧展となるそうです。まぁ詳しいことは、TAB、またはイベントページをご覧下さい。なんせ今回初めてビル・ヴィオラを知ったんで…。
まず初めに、高さ4mもある巨大な両面スクリーンに出迎えられます。最初は、裏も表も同じ男性が現われるんですが、次第に片方の男性は炎に包まれ、もう片方は水に打たれ、仕舞いには消えていってしまいます。展覧会一番目の作品としてかなりインパクトがありました。
個人的に特に印象に残ったのは「驚く者の五重奏」という作品。暗室の壁に設置されたスクリーンに5人の男女の驚く様子が映し出されているのですが、その動きがとにかくゆっくりなんです。しかも、映像がとても鮮やかで、一見中世に描かれた宗教画のように見えるのですが、ずっと見ていると微妙に動いているのです。普段の生活で気にも留めない一瞬一瞬の人間の動きを、スーパースローで表現する事の不思議さを感じられる作品。
スーパースローで再生されたミルククラウンやカエルのジャンプのシーンは、テレビで見た事はありますが、何気ない人間の動きのスーパースロー再生ってのも結構インパクトがあるものです。3cm動いたか動かないかという地味で微妙な差を、ずっと眺めて初めて気付くってのは、なかなか面白い体験でした。
その他にも、色々あります。ぜひ足を運んで見て下さいまし。
ちなみに展覧会を出たところの売店で、「ミレニアムの5天使」という作品の額入りポスターが売っているんですが、かなりかっこよくすごく欲しくなるんですが、21,000円もします。しかもサイン入りは157,500円。一般庶民はポストカードで我慢しましょう。
ビル・ヴィオラ 「はつゆめ」
森美術館にて
2007年1月8日まで公開。
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